祝。JIL SANDERがユニクロで。

このジャケットは、
ジルサンダーが一時復帰していた頃、
そろそろ三つボタンに飽きだした頃、
チョイ上目についた二つボタンで
段返りの三つボタンに近く、
ラペルがチョイと細めになりはじめた時期のモノ、
という感じでしょうか。


微妙なダサメ具合。
素材はエラスタン入りなので、
コットンの風合いを十分に発しつつ、
多少の伸縮性があります。
コットンは光沢抑え気味、
かといって墨黒ではなく、
ゴワゴワ気味の好みの素材感。

テイラードジャケットのフォーマットで、
この生地に、
チョイ細めのラペルに、
高すぎないゴージに、
センターベントに二つボタンというサジ加減。

ジルサンダーといえば、
足の甲にひっついたプーマを
取っ払い続けてくれた
（正確にいえば、ひっつけないでくれた）、
そんな功績を残したデザイナーとして、
プーマ好きにとっては
忘れられないお名前です⇒★

JIL SANDERのデザイナーは
ラフシモンズになりましたけど、
ラフ自体にはそれほどピンとこないものの、
幾分の制約があるからなのか、
ラフのジルには、
ラフ以上にピンとくるものがあります。

そんなジルサンダーですが、
ユニクロで監修するんだそうで⇒★
ただいま来日中。
今年10月に発売予定。
商標的には
UNIQLO×JIL SANDER的な、
JIL SANDERを冠することはできませんが、
例えジルクロと称されても、
気にしません。

目の詰まったコットン生地、
もしくは軽めのウール生地で、
ハーフ丈のコートとか、
作ってくれませんでしょうか。
色違いでまとめ買いしますから。
お願いします。

ジルといえば、
オンワードとの話もありましたが⇒★
今のところ、
“ジル大陸”だとか、
“ジルの組曲”だとか、
そういう展開はないようなので、
ホッとしているところです。
それにしても、
放っておきませんね、
ジルのこと。

JIL SANDER⇒★

Raf Simons⇒★
イーストパックものとかありますが…