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ストレートチップ/La Cordonnerie Anglaise

非常にバランスのとれた靴、
だと思います。
ドン。
全体。
メーカー:La Cordonnerie Anglaise
モデル:HOLDEN
色:ダークバーガンディー
サイズ:9D

ラ・コルドヌリ・アングレーズのストレートチップ、です。


ラ・コルドヌリ・アングレーズといえば、
靴墨としての方が、
そしてシューキーパーとしての方が、
さらには、
ウエストン、
はたまたCROCKET&JONESの
木型を作るメーカーとしての方が、
有名なのでしょうか。

実際、
僕もその程度の認識でした、
銀座の松屋で、
コレを見るまでは。

トゥ。
多少スクエアっぽいものの、
角張ることがなく、
チゼルというわけでもなく、
でも、
クセがないようであるような、
クセがあるようでないような。

横。
甲にかけてのせりあがりが
何ともタマラン。

くるぶし。
革靴の醍醐味といえば、
ココですな。
市販品にしては、
やりすぎない程度に削り込まれた、
ウエスト部分。

そして、インソール。
インソール。
若草色と…
渋すぎる。

もともと木型は良いわけで、
そこに、
肉厚の上質なカーフに、
グッドイヤーウエルトという、
ココの靴は、
もともと定価でも6~7万と、
非常にお買い得。

3~4年前に、
銀座松屋で購入しましたが、
バーゲン時期に、
もはや定番ものといってよいような、
このダークバーガンディーの
シンプルなストレートチップが、
4万円代中盤で
叩き売りされているという状況。

図らずも、
購入額圏内に勝手に入ってきてもらえたわけですが、
定番と思われるタイプが売れ残り、
そして、叩き売られるとは、
よぼどの不人気であるのか、
ほとんど認知もされていない?
といったところなのでしょうか。
それとも、
世の革靴を軒並み値上がりさせた?
靴オタク百貨店とは一線を画した、
銀座松屋が良かったのか。

そんなこんなで、
得られる、
微妙な高揚感。。。

ドレスシューズを購入するときは、
黒の内羽根ストレートチップだとか、
茶の外羽根プレーントウだとか、
欲しいかなと思うタイプに絞って、
ピンときたものであれば、
メーカーに頓着なく購入してきたのですが、、、
自戒を込めた5万円代の上限設定のなかで、
定価だとチョイ超えるけど、
まずはココのメーカーの靴を見ておくか、
と思わせるメーカーといえば、
ラ・コルドヌリ・アングレーズか、
YANKO、
なのです。

そして、
バーゲン時期には、
なるべく銀座松屋の靴売り場を
物色するようになったのでした。
最近タマカズが減ってきたような気が…
気のせいだと良いのですが。

La Cordonnerie Anglaise
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