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「いやだいやだ」 せなけいこ著


こちらも名作です。
ドン。

いやだいやだ。僕も言いたい。

「いやだいやだ」 せなけいこ著(福音館書店)
初版1969年11月10日。

もう、スゴイです。


ギャル、ただいま1歳7ヶ月。
今まさに反抗期の真っ只中。
ナンでもカンでも、「いやだ。いやだ。」
んも~連発です

「ギャル、お外に行こうか。」
「いやだぁ~。」
「じゃぁ、お家で遊ぶ?」
「いやだぁ~。」
「じゃぁ、トット出かけちゃうよ。バイバ~イ。」
「いやだぁ~
「…」


どうしろっちゅーねん。。。

登場人物はルルちゃんとおかあさん。
ルルちゃんは「いやだいやだ」を連発する、まさにギャルと同世代の女の子。
「いやだいやだ。」って言うと、
ママもおやつも、ミンナいやだって言うよ。
そんなお話なんです。

この本のスゴイところは、最後。
「ルルちゃんはどうするの?」
と、問いかけるんです。

この絵本。
「ルルちゃん」の部分を、「ギャルちゃん」(ギャルの名前ですね)と
読み替えて読むんですが、ギャル、大喜びです。
ギャル、ほぼ暗記です。


で、最後に
「じゃぁ、ギャルちゃんはどうするの?」
って言うと、しばらくして、
「いやだぁ~」
って言います…

ダメじゃん

そんな反抗期のお子さんをお持ちの方々に是非是非オススメしたい。
読んであげると、ギャルなりに何かを考えている模様。
それが何であるかは重要ではなくって、考えることが大切かもって思います。
そんな機会を、うまく与えることができるのではないでしょうか。

せなけいこの「いやだいやだ」でした。
こちらの絵本、図書館で借りていたものですが、買いました。
図書館で借りて、ギャルの反応の良いものを買ってます。エヘヘ

ちなみに、こちらの絵本。
僕でも十分楽しめます。
60~70年代といえば、せなけいこの絶頂期(だと、勝手に思ってます)。
この時期のせなけいこの絵本は、話の内容はもちろん、切り絵もスゴイ。
この絵本は、「メッ」って叱ってる顔が沢山登場するのですが、どこかやわらかい表情。
絶妙だと思います。

せなけいこ。
童画家の武井武雄氏に師事。
お茶女(高校)出身!
調べて分かりましたけど、「いやだいやだ」は出世作のようです。


書店で普通に買えます。
こちらでも⇒

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コメント

いやだ~

反抗期ですか。
いいですね。可愛いものですよ。

この本はうちにもセットであります。

個人的には「ねないこだれだ」のシュールな終わり方が好きです。

せなけいこなら「おばけのてんぷら」も秀逸ですよ。

表紙

こんにちは。
紹介されてる絵本、表紙の女の子の表情に惹かれました。
私も書店で探してみます~
ギャルちゃん、反抗期真っ只中なんですね。
弟と年齢が離れているので、『いやだぁ~』と言っている風景がリアルに目に浮かびます。^^

遅ればせながら、お気に入りにリンクさせて頂いても宜しいでしょうか??
(↑支店も含め)

この絵本は知りませんでしたが、タイトルから思い出したお話が、中川李枝子さんの「いやいやえん」(1962年)です。

子供の、何度も読んでもらい自分でも読みました。ギャルちゃまには少し早いかもしれませんが、大人でも楽しめるおススメ本です。

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=45

☆ほいじゃ

あっ、この絵本読んだことありますよv-218
子ども心に結構衝撃を受けたような気が(多分)。

あやさんのおっしゃる「いやいやえん」も好きでした♪
幼稚園の頃に読んでもらってハマリ、自ら欲しいといって買ってもらった本です。

私が幼稚園の頃から好きだったのは、「ゲゲゲの鬼太郎」、「ぐりとぐら」だったな~。

だめ

こどもにもそれぞれ
好みの言葉やクセがあるんですね~
わが甥っこは、
言いたくないとき、行きたくないとき
否定の意味で「だっめっ」
といいます。

いやだいやだ は、わたしも
子どもの頃に持っていました。
懐かしいな。

あ!

せなけいこの本だ!
子どもの頃、母が私によく買ってくれました~
なかでも「おばけうさぎ」が好きでした。。

うちの息子も保育園で一時期ハマっていて
2歳くらいのころ
ろくに言葉もしゃべれないのに
「ねないこだれだ?」を読んで(?)いました。

★pomさま。

お持ちでしたか。
一家に一冊状態ですね。
でなきゃ、第85刷だとか、そういうことはありえませんから。

せなけいこ。
「めがねうさぎ」を含めて、おばけものには定評ありますよね。
実際に良い。
「ねないこだれだ」
まだ、チェックしてませんでした。
図書館に行ってみよう。

★nekomeishiさま

そうですか。
この表紙、怒ってる顔ですよね。
この怒り顔が、賛否両論だったりするようです。
「小さいうちから、怒った顔ばかり見せるのはいかがなものか。」
というものなんですけれど。
それも一理あるかと思いつつ、人間色んな情感があるわけだし、とも思いつつ。
でも怒ってる顔なのに、どこか優しい感じがする(気がします)。
オススメですよ。

こちらもリンクはらせて頂きますー

★あやさま

おぉっと。
「いやいやえん」
知りませんでした。
HP見ましたが、もうチョイ対象年齢層が高いでしょうか。
一年後に、図書館で借りたいと思います。

しかし、絵本の世界も奥深いですね。
はまる人の気持ちが、本当に良く分かってきました。
ギャルがいなければ、気が付きませんでしたけど。

★アキさま

おぉ。
両方とも記憶があるとは。

思えば、僕って絵本読んでもらった記憶がないんだよなぁ~
どうしていたんだろう。
ま、読んでもらえなくても、僕並になるかと思えば、、、
ギャルには沢山読んであげよう。

★kyujitukibunさま

kyujitukibunさんもお持ちでしたか。
いやぁ~、「いやだいやだ」って一体何冊位、売れているんでしょうね。
気になってきました。

ギャルが使う否定的な言葉としては、
「ないぃ~ないっ」
「バイバーイ」
でしょうか。
例えば、
「ギャル、歯磨きだよぉ~」
「ハァ~ミィ~ガァ~キィ~、バイバーイイ」
…こんな感じ。

★gosford68さま

おぉ、「おばけうさぎ」。
んん、「めがねうさぎ」?
おばけが出てくるウサギの話ですよね。
あるある、家に。
てか、借りてるところ。
こちらも、ギャル的に評判良いので、購入候補筆頭です。

そして、「ねないこだれだ」。
二度目の登場か。
やっぱり、要チェックだなや。

まちがえた!

めがねうさぎ でした+_+。
も~、全然ちがう話になってたとこです。
あぶなかった~。

★gosford68さま

おばけうさぎ。。。
どういう話にしましょうか。

メガネを山に忘れたコドモを、
おばけうさぎが
ベロベロバー
みたいな。。。

ふうせんねこ

私もせなさんの絵本で育ちました~。
『ふうせんねこ』の話が好きでした~。
私もふくれると、親に「ふうせんねこになっちゃうよ~。」とか、よく言われて。プゥ~って。(笑

けっこう絵本にしては、おっかない結末の話とかあったような・・・。読みたくなっちゃった♪

★sweet55さま

そうでしたか。
せなけいこ世代なんですね。
僕は、微妙です…
まだ、評価が定まらなかった時期なのでしょうねぇ~

せなけいこの話って、確かに「おぃおぃそれでいいんか。」
とツッコミ入れたくなるようなコト、ありますよね。

ピューって飛んでいきっぱなしで終わっちゃう、みたいな。
ハッピーエンドでないところが、好きです。
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