fc2ブログ

ダイニングテーブル/Neils Roth Andersen

もう大分前のことになりますが…
ダイニングテーブルをどうしようかな、
と騒いでいたのですが、
アッサリと決まってました。
で、ドン。
ギャルも心地よさそう。
画像は全て大きくなります。
“ACROSS” designed by Hiroshi Akutsu
~Neils Roth Andersen工房~
材質:オーク材 ソープ仕上げ
サイズ:1800(W) x 900(D) x 700(H)


何のことはない、
4つの候補なんてスッカリ消し飛んでしまいました。
購入したテーブルは、
Neils Roth Andersen工房のテーブル。
日本のプロダクトデザイナー、
阿久津宏氏のデザインによるもの。

購入したソコソコ近所にある店では、
このテーブルについては、
なんてメーカーで作られたか、
程度の情報もなかったのですが、
ヒトメボレ?
そう、ヒトメボレ、
です。

そんな情報も不要なヒトメボレにて、
少々迷ったふりして、迷わず購入いたしました。
ま、そういう情報も、
あると判断にぶって邪魔することもありますし、
先入観なく選べたのが、
良かったような気も。


ヒトメボレポイントですけど。
まずは天板の木目。
オーク材なので、
新品の内は白っぽいんですが、
これが冷たいような、
温かいような、
何ともいえない風情。
同じフロアにテーブルは沢山あったんですけど、
とにかくこのテーブルが、
浮き出るように見えたんですよね。←白っぽいってだけ(多分)

これが、その節。
それと、オーク材特有の、節?
風雪を耐えることでできるフシ。
そして、
風雪に耐えに耐えた末に、
ギィ~コ~ギィ~コ~切られたのかと思うと、
所業無常を感じます。

それと、サイズ。
180~200のモノで探していたところ、
このテーブルは下限の180。
もうワンサイズ大きいものでも良かったかも、
という気はしてますが、
実際使ってみると、問題ありませんでした。
良かった。

キリっとしてます。

テーブルが家に到着して、天板裏を見ると、
”NRA”なる刻印、
日本競馬…?
んん?
ニールス・ロス・アナセン工房!
のモノだと判明。

値段のつかないフィン・ユールの椅子の中で、
値段がついている椅子は大体こちらの工房、
ニールス・ロス・アナセン工房。
という工房のテーブル。
テーブルって余り聞いたことが…
とりあえず、す~て~き~

それと、ソープ仕上げ。
ガンガンと容赦なく汚れていきます。
最初の2~3日は気にしましたけど。
もう開き直りました。
ちょっと水拭きした時の木の香りが、タマラン。

ちなみに、このテーブルは、
『日本とデンマーク両国のデザイン活動やデザイナー、
メーカーのマーケットにおける協力・交流を目的に設立
された「JDDP(日本デンマークデザインプロジェクト)」
の活動を具体化した、
『J-PROJECT』の第一弾プロジェクト』
によるプロダクトだそうです。
~ノルディックフォルムのHPより~


ほぉほぉ。
このテーブルは
ノルディックフォルムでも売られていたのか。

で、このテーブルは、
PPモブラー社のPP58、PP68あたり、
肘掛付の椅子の使用を想定して、
デザインされています。

肘掛付の椅子って、
テーブルにひっかかって、
奥までしまえないってことが、
ありますよね。
現に、
このテーブルが来るまで
ひっかかってたわけですが、
そんなストレスから開放されます。
声高に叫ぶポイントでもないか。?

デンマーク国民以上にデンマーク家具を愛する?
日本国民ならではの視点でございます。

僕も、デンマークは嫌いではありませぬ。
個人的には、
デンマークの某企業とは
色々お付合いもありましたし。
理系の会社ばっかり、ですけどね。

とまぁ、色々と書いてきましたが、
購入したお店で商品について得られなかった情報も、
調べてみると、
なかなか楽しかったです。
今となっては、そんなお店に感謝?


Niels Roth Andersen
シブイ。

NORDIC FORM
ご存知、コンランショップの入ったオゾンビルにある家具屋。
ACROSS TABLEについての記載を一部引用しました。
テーブルは購入はしませんでしたけど。。。
あ、でも大分昔にPHライト購入したことありました!
ちなみに、値段のついてるフィン・ユールの椅子とかも、
取り扱ってます。
値段がついてるといっても、大体150万以上…はぁ~
スポンサーサイト



コメント

おぉ~!!

しっとりと上品な風合い、何とも言えない木目の素敵なテーブルですね!!
参りました。。
そう!確かに汚れが気になりそうですが、
家族の歴史が残っていくと思うと
それもいい感じ…。
記事のアップ有り難うございました^^/

ウェグナーの椅子が似合いそう。。

私も「アナタ家のテーブルはどうなった?
購入先を吟味して、以前のテーブルをだましだまし使っておられるのか」と思っておりました。素敵なテーブルを購入されましたね。

ホワイトオークと言うとウイスキーを熟成させる樽にも使われるんですよね。詳しくは知りませんがウィスキーの香りも樽によって違うとか....。

下の記事ですが、乃木坂の健保会館、懐かしいです。社会人一年目の研修の時のお宿でした。勤め先は健保会館のすぐそばでした。今ではあの辺りも話題のスポットになってすっかり変わってしまいましたね。

そうそう数日前にアナタさんのメールフォームを使わせて頂きました。

★gosfordさま

家族の歴史といえば、
聞こえはいいですね…、アナタ。
最近、若干木の色が変わってきたかな、と経年変化を楽しめますわ。

使って4ヶ月。
中途半端な汚れなのです。
もうちょっと汚れてくれると、いいのかも。?

半年に一度、石鹸で洗うように言われてるので、ちょっと楽しみにしてます。

★あやさま

こういうオオモノの買い物って、
不思議なことに、
然るべきときに、然るべきモノが、
フッと現れるんですよね。
なんなのでしょうね。
うまく汚していこうと、試行錯誤中です。

で、健保会館近くが職場だったのですね!
こちらで勤務されてたなんて、初耳~
7~8年前であれば、ヨメの職場からも近かったです。

あの周辺、変わりましたよねぇ~
最近、博物館?できましたしね。
いまや、すっかりオノボリさん状態です。

メール、返信遅くなりまして、失礼いたしました。
またの機会に~

アナセン!

材質・フォルム。いや~デンマークもの
好きにはたまりませんね~ いいテーブル
です。 おみごと! そうそう。デン語って文字中(d)をたしか読まないのですよね。ずーっと友人の苗字をローマ字読みしてました。正しくはベナボーさんでした。 「いや~、アナセンのパンはウマイなぁ。 」とか言わなきゃいけませんね。@Andersen

む~か~し~

ハルクでスカンジナビア展をやっていたことがあります。そのときその美しさとお値段のお手ごろ感ですきになりました。
でも~いまだに父がもたせてくれた
ダイニングセットを使ってますが。。。
いつかいつかと、思ってます。
あの頃はこんなに北欧がはやるとは
思ってなかったな~

★へびこさま

そうそう、デンマークはdを発音しないんですよね。
デンマーク人でPedersenとかいましたが、なんて読むんでしょうね。

ペダーセンって呼んでましたけど。
いや、話すときに
「アゥッアゥッ、イッツ・アウッ・リルビット・プロブレム。」
が口癖だったので、アゥアゥペダーセンチャンとか呼んでましたけど。

で、テーブルですけどね。
木だけみると、すんごく洒落てると思うんですけど、
フォルムとかは、朴訥。
そのさじ加減がスゴイと思いました。
これで、フォルムまで洒落ちゃうと、逃げ道がないというか、スッポンポンというのか、今ひとつなんですよね、多分。

★amethystさま

コメントありがとうございます。
数十年周期で北欧ブームってあるみたいですね。
ババの家とかにも、ありましたよ。
40年前の北欧もどきのファブリックパネルとか、アラビアのカップとかが、ワンサカと。
アラビアとかは、和食器っぽいから、受け入れやすいんでしょうね。

このテーブル買った後、親が遊びに来たとき、
「こういうの、昔流行ったんだよなぁ~。」
って言ってました。。。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する